猫背よりもやっかいな平背

猫背という言葉はみなさんよく耳にするかと思いますが、猫背とは逆の歪み方で「平背」と言われている歪み方が存在します。


もくじ

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実際に平背とはどんな歪みなのか

画像の説明

猫背という言葉はみなさんよく耳にする事が多いと思いますが、意外に不良姿勢で多いのがこの平背(へいはい)と呼ばれる身体の歪みです。少しカッコよく英語で言うと「フラットバック」と言います。

そもそも背骨というものは、本来緩やかなS時カーブを描いており、首(頚椎)は前弯・背中(胸椎)は後弯・腰(腰椎)と骨盤は前傾しています

しかし、平背(へいはい)とは、本来有るハズのゆるやかなS時カーブが消失している状態で、首から腰にかけて真っ直ぐになってしまった背骨の事を指します。

この平背の状態が長い人は、一見姿勢が良いように見えるが実は隠れ猫背になったり、ご飯を食べると直ぐに胃が目立つようになったりします。


身体の不調はひょっとして平背だから

一見、背骨がまっすぐで良い姿勢だと勘違いする方が多いかと思いますが、実は猫背よりも身体に相当負担をかけているのです。

普段皆さんは歩く時、さほど歩く振動を感じた事はないですよね。しかし、この歩くという動作は意外にも振動があり、この振動は地面から足へ伝わり腰や首にと伝わっていくのですが、背骨がS字である事でスプリングの役割をし振動を和らげているのです。

また、上からも意外に重い頭の重量を分散させてくれる役割があります。※頭は自分の体重の約8%と言われており5~7㎏前後もあります

このカーブがなくなってしまうと、クッションの役割をはたしている椎間板と椎間関節に対する圧力が高まり、摩耗を早めてしまいます。

その結果、腰椎では神経の出口が狭くなり、神経根を締めつけて下肢へのしびれや痛みを発生させ、みなさんがよく耳にする『腰椎ヘルニア』になってしますのです。

ヘルニアとはどんな状態なのか

「ヘルニア」とは「とび出る」との意味があり良く耳に『腰椎椎間板ヘルニア』は腰の椎間板の繊維輪が破れ髄核がとび出た状態です。

また、腰だけでなく首(頸椎)や鼠径ヘルニアも同じ意味合いになります。鼠径ヘルニアは髄核でなく腸が飛び出す症状ですが・・・


なぜ平背になってしまうのか

それでは元々S字の背骨が、何故真っ直ぐ(平背)になってしまうのでしょうか?原因には色々有りますが、1番多い原因が骨盤の向きが正常で無い状態であるからです。

座り方

先ほど骨盤は正常時には軽く前傾していると言いましたが、ももの裏側(ハムストリングス)の筋委縮により骨盤が後側に引き寄せられる事により骨盤が後傾したり、普段の座り方が悪いと骨盤を後傾させたりします。

こんな方はもう骨盤が後傾し平背になっているか、もしくはこれから骨盤が後傾し平背になる予備軍の恐れがあります。

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平背の原因 前屈が出来ない

よく身体の柔軟性のバロメーターになる脚を伸ばして立った状態で前屈をしますが、この前屈が全く出来ない方がいます。酷い人だと指先が膝よりもちょこっと下にいく程度しか前屈出来ない方がいます。

この様な方は、骨盤がもう後傾しているかもしくはももの裏側が硬い為前屈出来ずこれから骨盤が後傾し平背になる恐れがあります。

前屈が出来ないや苦手な方の特徴をこちらでもう少し詳しく説明しています。

平背の原因 座る時いつも浅く腰をかける

座り方浅い

仕事中デスクワークが多い方などによく見かける姿勢ですが、椅子に浅く腰を掛け背もたれにもたれかかっている姿勢です。

一見背もたれを使い身体には楽な姿勢に見えるかも知れませんが、浅く腰をかけ背もたれにもたれかかると骨盤は常に後に引っ張られる状態になります。

これを何年も行っているとやがて骨盤が後傾してしまします。それでは平背になってしまったらどのように改善をすれば良いのかお話していきたいと思います。

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